エントリーから指定足数経過したら、損益に関係なく決済します。
名称
日本語名 | 英語名 |
---|---|
経過足数:買いエグジット | TimeExit (Bars) LX |
経過足数:売りエグジット | TimeExit (Bars) SX |
※ 日本語名はチャートに「ストラテジーの挿入」で追加する時に。英語名はTradeStation開発環境の「開く」から各ストラテジーのコードを見たい時にどうぞ。
決済条件と表示例
エントリーは任意の足において、
買いまたは売りの成行で100株を売買しています。
BarToExitOn | 意味 |
---|---|
5 | エントリー後、足が5本経過したら決済 |
※ 各パラメータの詳細については下の「入力パラメータ」を参照ください。
買いポジションの決済
買いポジション保有時、
エントリーから足が5本経過したら次の足の寄付きで決済します。
(つまり、エントリーした次の足から数えて、6本目の寄付きで決済する事になります)
売りポジションの決済
売りポジション保有時、
エントリーから足が5本経過したら次の足の寄付きで決済します。
(つまり、エントリーした次の足から数えて、6本目の寄付きで決済する事になります)
入力パラメータ
パラメータ名 | 意味 | 初期値 |
---|---|---|
BarToExitOn | エントリー後、足が何本経過したら決済するか? | 5 |
メモ
ポジション保有期間を制限したい時に活用
「経過足数:エグジット」は、含み益や含み損に関わらず、一定足数経過で強制決済します。
例えば、日足のエントリー系ストラテジーを用意したけれど、ポジション保有は最大でも5日にしておきたいな・・なんて時にも使えます。
他の決済系ストラテジーと併用するのも、良いかもしれません。
(例:「割合(パーセント)」と「経過足数」を併用して、利確10%/損切5%/5日経過のいずれかで決済)
エントリー系ストラテジーの検証や表示でも使いやすい
「経過足数:エグジット」は、エントリーに対してどの足で決済されるか?を調整しやすいのも利点です。(パラメータを変えるだけで良いので)
エントリー系ストラテジーをチャートに適用する際、同時に決済ストラテジーも適用する必要がありますが、「とりあえず決済はどこでも良いからエントリーサインがどこでされるのか確認だけしたい」ような時、何かと便利だったりします。
僕も、セミナーなどでエントリー系ストラテジーをチャートに表示して見せる場合など、活用させてもらっています。
実践だけでなく、様々な場面で何かと使いやすいストラテジーです。